2009年7月14日火曜日

高尾山

 
 ふと思い立って、高尾山に登りに行った。



 ひとりで山を登るのはとてもいい。

 仲間と登るのも楽しいけれど、

 おしゃべりとかナシで、
 
 ひとりでただもくもくと登るのはいいものだ。


 山を登っていると、

 いつも感じる、自分の奥底から沸き上がるガッツ。

 なんだか元気になるのだ。


 ときおり、

 ざわめく木々や、

 青い空や、

 木漏れ日を眺めながら。



 ことりたちの声を、聴きながら。

 
 気持ち良い汗を流して、頂上まで。


 今日は稲荷山コースを登り、

 下りは4号路を通り、



 1号路で下まで降りたのだけれど、


 いつも忘れがちだけど、下りの方が足にはキツい。

 1号路の急坂ったら。

 舗装はされてるんだけども。

 6号路の方が好きだ、とか思いながら下った。


 とにかく、久しぶりにいい汗をかいた。

 スポーツジムとかより、

 わたしにはこちらの方が向いている。

 まめに通えばもっといいのだけれどね。


 前にも感じたんだけれど、

 いいタイミングで山に登ると、

 なにかすっかり止まっていた自分の状況が、

 静かに動き出す気がする。


 静かな風が、吹きはじめています。

2009年7月13日月曜日

木々の想い

 
 「樹木たちはこう語る」

 という本を読んだ。

 とても良かった。


 静かな木々たちの想い。


 わたしの15年来の相棒、

 鉢植えのグレイプフルウツにも、

 きっといろいろ思いがあるのだろう。


 心を静かにして、

 いろんな木や花たちの声に、

 耳を澄ませてみようと思った。
 
 

2009年7月3日金曜日

ベランダから見える風景

 

 
 緑もくもく。


 最近は家でちょこちょこ曲の仕事をしていることが多く、

 街、というところにはほとんど出向かない。

 人にもあまり会わない。


 こういう風景の日常の中で、

 梅シロップをかき混ぜたり、

 パンをこねたり、

 ベランダの植木鉢の土を再生する作業をやったりして暮らしていると、

 世の中からほとんどドロップアウトしているような心持ちになる。

 
 こんなに静かでいいのだろうか。

 
 まあ時がくればまた、

 動き出すのだろう。


 とりあえず今のところは、

 この緑もくもくを心ゆくまで吸い込みながら、

 日々の作業に専念することにする。

  

2009年7月1日水曜日

パン

 
 期限付きの曲の仕事もひとまず一段落し、

 今日は久しぶりにパンを焼いた。


 シンプルな丸パン。


 パンって、

 作りながら改めて思うけれど、

 かわいい…。


 そのやわらかさ。

 その丸さ。


 作りながら、かわいい…、やわらかい…、をうっとりと連呼していた。


 息子にも丸めるのを手伝わせ(彼はモクモクの"雲パン"を作るとはりきっていた)、

 そして焼き上がりは、




 大方つながってしまっていたけれども…笑。


 やはり、か、かわいい…。


 そして、美味しい…。味わいぶかい。


 いいもんだねえ。