2013年2月13日水曜日

ポケットの宝物

 
 息子(10才)の上着のポケットには、

 道で拾ったわけのわからないものが、

 いつもなにかしら入っている。

 
 六角ナット、

 カラーボックスのビスと思われるもの6ヶ(彼は鉄砲の玉をみつけたと言ってた)、

 小石、

 棒切れ、などなど。


 今日はそのポケットがいつもに増して特別大きく膨らんでいて、

 そこから彼は自慢げに、

 ひとつひとつ大事そうに取り出して新聞紙の上に並べた。


 

 握りこぶし大の石たち。


 これ…重かったろうに…

 それに、この後どうするんだろ…
 

2013年2月12日火曜日

居酒屋ともちゃん女子アーティストの会

  
 メンバーはレヨナ、本夛マキちゃん、はせがわかおりちゃん、レイチェル。

 全員ギター弾き語り女子。

 ミュージシャン女子会、なんて今までやったことがなかったので、とても新鮮だった〜

 全員かわいくて個性的で刺激的。
 

 恋のはなし、音楽のはなし、ツアー中の恐怖体験、そのうち"ヘン顔"の発表、ビートたけしのものまね、まで出てきて、ちょっとキャパオーバー気味のおもしろさだった。

 レイチェルが帰ったあと、それぞれ歌も歌って。

 

 
  今回来れなかった潮音ちゃんとハミンバのみっちゃんまで混ざってたらいったいどうなってたんだろう、、


 みんなすごい人すぎるよ笑

 
 

2013年2月8日金曜日

祖母のお見舞い

 
 千葉に住んでいる祖母が腰を悪くしたというので、祖母宅にお見舞い。


 顔を見せるとうれしそうだった。

 小学生の頃に覚えた歌をいくつか歌ってくれたり(完璧に)、

 小学生で習った古文の詩をそらでとなえたり(完璧に)、

 それはいつ会ってもそう。

 すごいな。年はとっても心は女学生の頃のままみたい、と会うたび思う。

 
 戦前に生まれて、当時は水道も通ってなくて井戸から水を運んでいて、薪で料理をして、戦時中は満州で暮らし鉄砲の玉も近くを飛び交い、戦後の引き上げにもまれ、明治生まれの恐いお姑さんにもまれ、こどもを育て、祖父が他界して、

 今は娘のそばのアパートで一人暮らし。携帯でメールもうてる(絵文字もできるらしい)。

 時代の流れなんかおかまいないしに、少女の頃の歌を優雅に歌う。

 そして今とてもしあわせだという。

 
 これを強さ、というのだろうか、どういうのだろうか、

 
 祖母は腰は痛いながらも

 しゃんと元気にしていた(無理していたかもしれないけれど)。


 ここが痛いんよね、というところを、さすってあげてみた。

 もしかしておばあちゃんをさすってあげたの、はじめてかもしれないと思いながら。

 それくらいどこも悪くなくてずっと元気だったから。

 
 ちょっとしたおかずをつくって、

 祖母の家を後にした。


 忙しさにまぎれて、

 いろんなことが後回しになりがちだけれど、

 無理してでも行ってみてよかったな、と思った。

 
 

2013年2月4日月曜日

歌入れの続き

  


 平泉光司のディレクションは、ばし、ばっさり、

 時に攻撃的にわたしの心をかきみだしつつ、

 でもその見据える先は一貫していて、

 それは好きじゃない、やりたくない、

 と言いたいところをぐっとおさえて進める場面も多々あり。


 きっとあとから振り返ったら絶対に間違ってないはずだ、

 と、全面的に相手を信頼するという自分をも試される。

 
 でも、誰かがもしもこの歌を良くないと言ったときに、

 これはわたしが下した判断ではない、なんていういいわけの余地は残したくない。

 
 だからとことん、

 ぶつかって、

 何度でもやり直して、

 自分自身が少しでも納得できる作品にしたい。


 よし、これが最高だ、なんてことはもしかしたら永遠にないかもしれないけれど、でもなるたけそこに近づくように。

 
 そんな気持ちで進めているけれど、

 作っている曲たちはとても静かで、地味めです笑。


 でも"今"をちゃんと紡いでいかないと、

 その先もないのだから、

 あきらめずに続けるよ。