2008年9月17日水曜日

勝手にウッドストック

 
 今年の「勝手にウッドストック」も、最高に良かった〜〜。

 今年は息子(ケイ6歳)と参加。

 お天気にも恵まれて、最高のキャンプライブ。


 今年のわたくしはイベントのトップバッター。

 森と、湖と、九月の空に溶けてゆくような、そんな気持ちで歌を歌った。


 自分のステージが終われば、後は楽しむばかり。

 今年も素敵な出演者の人ばかり。

 飲んで踊って笑って歌って。

 最高だ〜。

 
 毎年思うけれど、こんな、参加者みんなが楽しいイベントを企画運営するなんて、
 バンバンはほんとにすごいバンドだ。バンバンバザールに幸あれ。


 そして今年は、参加7回目にしてはじめて泊まった。

 とくに泊まる用意はしていなかったのだが、息子が、泊まっていこう、泊まっていこうよ、と懇願するものだから、

 そしてわたしも、飲んでいい気持ちなものだから、

 そのまま泊まって行くことにした。


 そして、深夜帯のウッドストック初体験。わーい。


 そこにいるミュージシャンが代わる代わる演奏し、眠くなった人たちがぽつぽつ消えて行き、

 わたしは3時半くらいまでは歌ったりギターを弾いたりで参加していたが、眠くなったアナマキのマキちゃんとともに引き上げ、でもその後も五時過ぎくらいまで延々と深夜の音楽会が繰り広げられていた。

 
 いやあ実際、深夜もまた楽しいねえ。


 そして翌朝は6時半に息子に起こされ、

 起きたくないのでしばらくごねたが(大人なのに)、結局はやはり起きるはめになり、

 おかゆを食べて、コーヒーを飲んで、

 ミュージシャンへのふるまいのおにぎりを作り(朝のみんなの食事は主にマネージャーのつげさんが活躍していた)、

 その後は、竹を削ったりしながら朝ののんびりした時間を過ごした。


 そして2日目の昼の部のアーティストの人たちのステージを楽しんで、

 
 午後に、キャンプ場を後にした。


 
 帰りのボートでは、

 船主の山口さんが我が息子に舵をとらせてくれて、


 舵をにぎる息子の後ろで、

 わたしの方が手に汗握っていた。


 だって山口さん、息子に舵をまかせて、ほとんど手放しなんだもの。


 ほかにもウッドストック帰りのお客さんたちをたくさん乗せているし、

 息子の手にみんなの命がかかっている、

 と、わたしひとり勝手にハラハラしていた。


 そんなわたしの気持ちをよそに余裕の山口さん、ありがとう(おととしはボートで大波を作って楽しませてくれた)。


 6才で船の舵取りなんて、なかなかできる体験じゃないよね。


 
 そんなふうに、今年も、最高に素敵な時間を過ごさせてもらいました!


 バンバンのみんな、そしてスタッフの人たち、お客さんたち、どうもありがとう、お疲れさま!!
 
 

 

 
 

2008年9月9日火曜日

そば屋にて

 
 初めて入った近所のおそば屋で、
 ビールを飲みながら、みそきゅうりなどをつまみながら、
 お店のマンガを読んでいたら、

 マンガの中に、

 折りたたまれた

 "3万円くらい"

 が、挟まっていた。


 わあ、お金だあ!


 とびっくりして、すぐさまお店のお姉さんに、

 「ねえ、これ、挟まってたんだけど、知ってた!?」

 と、そのまま渡した。

 お姉さんもびっくりして、

 厨房にいる店主に報告しに行った。


 店主のお兄さんが、びっくり&喜び顔でお礼を言いに出てきた。


 その後しばらくして、

 追加ビールのサービスが!!


 「店主が、"なくなったと思ってたお金だったので、お礼に"と言ってます」

 と、お姉さん。


 どういうわけでそんな、店頭に並べてるマンガ本の間に大金を挟んじゃってそのまま行方不明になったのかは知らないが、

 とにかくわたしにとってはビールのサービス!

 やったね〜〜〜〜。


 こういうことって、あるんだねえ笑。

 


 

2008年9月6日土曜日

保育所ライブ

 
 兵庫の川西市の、保育所に歌いに行った。


 朝7時の飛行機に乗るため、4時起き。

 息子を起こさぬようこっそり起きたのだが、

 ぐっすり寝ていても、そういう異変にはすぐに気づいてしまうらしい。

 「ママ〜〜〜〜〜」

 と泣く息子に後ろ髪をひかれながらも、あとはムコハンにまかせて出かけた。

 こういうとき、いつもとっても複雑な気持ち。

 彼を泣かせたくないのになあ。

 この母の未練が、彼の"ママ〜〜〜(泣)"に影響しているのだろうか。

 でもごめんよ。

 母さんは歌いに行くよ。いつの日にか、わかっておくれ。


 
 そうして、川西。

 快晴。


 午前は、保育所の元気な子供たちや地域の母子を相手に、童謡中心のうた。

 
 お昼に園のおいしい給食をいただいて、


 


 午後は、大人向けに(子どもたちもいたので子ども向けにも)。


 お客さんもたくさん集まってくれて、

 とっても素敵な時間だった。


 呼んでくれたながおさん、保育所のみなさん、集まってくれたお客さんたち、

 どうもありがとう!!


 帰りの伊丹空港の滑走路はもう夜で、宝石をちりばめたみたいに綺麗だった。


 夜の空港って、綺麗だね。


 飛行機から見下ろす街の灯りも。


 


 
 

2008年9月1日月曜日

浜松

 
 浜松の友人、マッキンがママをやってるお店「ニューロマンマキ」の一周年記念のお祝いに、歌いに行った。


 息子は置いて行く予定だったのだが、その朝ムコハンが二日酔いでまったく起きる気配がなさそうだったので(起きたにしてもきっと使い物にはならない感じ)、急きょ息子も連れて行くことに。

 新幹線に乗って、ふたりとも超ごきげん。


 浜松駅に着くと、バンバンチーム(今回一緒に祝う)が迎えに来てくれており、みんなで南の島みたいなカフェでゆっくりしてから、お店へ向かった。


 "ニューロマンマキ"。

 渋いよー。

 昭和の匂いプンプンだよう。


 お客さんもたくさん集まって、わいわいとした中での生音ライブ。

 当初はフクシマくんとイノトモだけの予定だったのだが、バンバンメンバーもいるということで、トミヤン&クロちゃんも参加、贅沢な夜になった。

 生の彼らの音はまたさらにいいね。

 それぞれの立ち位置が部屋の中でトライアングルになっていて、うーんこれは天然のステレオ、もしくはもっと立体感のある贅沢な音場だった。

 しかも瞬時になんでもできちゃうので、そしてイノトモの曲も彼らの脳みそコンピュータにちゃあんと入れてくれているので、安心&驚き。いつもながら、ありがとう。


 演奏の間我が息子はというと、演奏も聴かずに控え室でずっとほかの子と遊びまくっていた(遊び相手がいて良かった)。

 演奏終了後はお客さんも巻き込んで、古い野球ゲームで熱戦を繰り広げていた(ちなみにエアコンなしの、猛烈に暑い部屋で)。




 翌日は、マッキンの仲間とバーベキュー。

 バーベキューというか、正確に言うと、お店の敷地の大家さん(マッキンのステキな友人ご夫婦)の庭で、七輪的なもので焼く静かなもの。

 わたしたちはお庭を窓越しに見ながら茶の間にごろんごろんしていて、奥さんのケイチャンが作ってくれたちょっとステキなおいしいものたちや、ダンナさんが庭で焼いてくれたものをどんどん窓から届けてもらって、それを食べてはマンガを読みふけるという(しかも「悪女バイブル」)、そんな、バーベキューというにはおおよそ無縁な、怠惰な感じの。

 最高に心地よい時間。

 
 あー贅沢した。

 おいしいものと、マンガ(悪女バイブルだけど)と、BGMには浜松弁のゆうるりとした彼らの世間話(〜に、とか、〜ら、とか笑)。

 
 ありがとうね。

 また行くね。