2009年5月31日日曜日

勝手にニューポート〜

 
 六本木のイベントの後、福岡に飛び、実家の井上家でひとしきり騒いで、

 翌日はバンバン企画の勝手にニューポート。

 五月の快晴。最高。


 お昼過ぎに現地に着き、他のミュージシャンも続々と到着。

 楽屋では、即興で"スーパーギタリスト"たちのセッションもはじまる。



 わー贅沢だあ、と聞き惚れながら、自分の用意をする。


 わたしは塚本くんとともにトップバッターで、

 彼の素晴らしいサポートのおかげで、

 いつも以上に声が伸びる。最高に気持ちいい。



 五月の新緑が風にさわさわとしなる。


 自分の演奏後はもうただ楽しむだけ。

 ビールを飲んで、素晴らしい音楽たちに身を委ねる。


 帰りの飛行機の時間があったので、

 おおはたくんの演奏をなんとか最後まで聴いて、

 ほかのひとたちも聴きたかったなあ、と後ろ髪を引かれながら、

 急いで空港に向かった。

 あっという間の福岡滞在だったけれど、とっても楽しかった。

 どうもありがとう!!
 

2009年5月30日土曜日

読み聞かせと歌

 
 六本木ヒルズのRibbon hakka kids & cafe Rのお店にて、読み聞かせイベント Ribbon hakka kids × mammoth STORY TIMEに出演してきました。

 5月のファミリー向けキャンプイベント、「マンモス パウワウ」でお世話になった、雑誌「mammoth」さんからのお誘いで、とっても楽しいイベントでした。

 大人も子どもも楽しめる、素敵な空間。

 今回のテーマ、"バナナ"に合わせて絵本を選び、曲もそれに合わせて、

 そこに集まった子どもたちに向けてお話しをし、歌う。

 みんなとってもいい子たちで、

 わたしが絵本を読むときも、歌を歌うときも目がきらきら。

 じりじりと、前に前に寄ってくる(笑)。

 一緒に参加してくださったお母さんやお父さんたちも、後ろでにこにこ。

 
 こういう素敵な時間というのは、企画の人たちも含め、みんなで創り出すものなんだなあ、と、改めて実感。


 あとで息子に報告をすると(HAKKAさんから息子にお土産をいただいたのだ!)、

 ボクも行きたかったなあ...と、しんみりぼやくので、

 次の会は改めてお客さんで参加させてもらおうかな、と思っている。

 子どもも楽しい、大人も楽しい、というのはほんとにみんなにとっていいことだ。

 
 こんな素敵なイベントに誘っていただき、どうもありがとうございました!

 

六本木→福岡

 
 今日は六本木ヒルズでの、

 よみきかせイベントRibbon hakka kids × mammoth STORY TIME

 に出演します。


 その後福岡に移動、

 明日は、

 毎年楽しみにしているバンバンバザール企画の
 
 「勝手にニューポート」

 だーい。わーい。


 ギターの塚本くん×イノトモで演奏します。


 どちらもとっても楽しみ。


 実は今日は息子の運動会の予定で、

 本日のスケジュールは、

 運動会→六本木→福岡

 という、

 普段とってもヒマなのにここだけなぜか過密な予定だったのだけれど、

 運動会は雨で明日に延期。


 というわけで本日は、

 六本木→福岡

 というコースになります。


 そして明日に延期された運動会が見れないことに...トホホ...。


 まあそこは仕方ない。

 北九州で、運動会の分まではりきって歌うよ〜〜!
 
  

2009年5月28日木曜日

夜明けのことりたち

 
 ことりたちの朝は早い。

 わたしたちが寝ている部屋の前には大きな木がたくさんあって、
 その木に住んでいるらしいことりたちが、
 にぎやかに騒ぎはじめるのが朝の4時。

 チュンチュン、ぴーぴー、ギーイギーイ。

 いろんなことりの声でぼんやりと覚醒する。

 彼らは4時頃にひとしきり騒いで(朝ごはんの時間なのか?)、
 わたしが改めて起きる6時半頃には、すっかり静かになっている(出勤したのか?)。

 この毎朝の騒ぎに、夜明けの鳥の声だねえ、それにしても数が多いなあ、そしてすごい騒いでるなあ、と夢うつつで
思いつつ、朝までもうひと眠り。

 な、今日このごろ。


 ちなみに、我が家の窓のそばには、
 いつでも鳥を観察できるよう、
 小さな望遠鏡をセットしてある。

 小さな楽しみ。

2009年5月26日火曜日

やさしい人たち

 
 先週の日曜日は、安宅くんと伊賀さんと3人で、
 浜松のエスケリータに演奏しに行った。

 伊賀さんの車で、
 雨の高速道路を走る。


 車内では、

 昔やったアルバイトのこと、

 とか、

 高校の頃聴いた音楽、

 とか、

 恋のはなし、

 とか、

 とりとめもなく。


 途中パーキングに寄って、

 雨だったのに傘は3人で2本しかなく、

 ふたりがわたしを真ん中にはさんで、

 2本の傘の間に入れてくれた。


 後で安宅くんの後ろすがたを見ると、

 傘をわたしに差しかけてくれていた反対の肩が、

 ぐっしょりぬれていた。


 やさしいなあ...

 とじんわりした。

 ありがとう。



 そんな感じでほんのりと浜松に着き、

 久しぶりのエスケリータでおいしいベーグルやオムライスをいただき、

 楽しい演奏をして、

 高速の休日割引のうちに、と、

 相変わらずのあったかいエスケリータの人たちに見送られながら浜松を後にした。

 

 帰りもずっととりとめもなくしゃべり、

 伊賀さんは横浜に住んでいるのだけど、

 東京の安宅くんとわたしをそれぞれ自宅まで送り届けてくれて、

 たぶん自分の家に戻れたのは朝の5時前くらいだろう。

 ずっと運転しっぱなしで、大変だったろう。

 ありがとう。


 やさしい人たちとの、

 とても楽しい旅だった。

 

2009年5月13日水曜日

小さくて静かな者たち

  
 夜、布団で本を読んでいると、

 視界のはしっこに、ぴょん、ぴょん、と動く小さな何かが。

 見ると、小さなカエル(1cmくらい)が、畳の上を、

 ぴょん、ぴょん、...と跳ねて進んでいた。


 うちのリビングの水槽で飼っているオタマジャクシがカエルになって、

 水槽を飛び出しリビングを抜け、

 わたしの布団の横を、ペタン、ペタンと移動していたのだ。


 なんかちょっとかわいいねえ、

 と思い、しばらくその様子をぼんやり見守っていたが、

 見失っては困る、と我に返り、

 やつがどこかの裏っかわなどに入り込んでしまう前にと、

 パソコン部屋の夫を呼びに行った(触れないので)。


 かえるくんは静かに捕獲され、

 静かに水槽に戻された。


 そしてもう脱走できないように、

 水槽のふた代わりにラップがほどこされた。


 もうやつは出られないんだ、とは知りつつ、

 夜中、なんだか、ペタン、という音が聞こえた気がして、

 ときどき水槽に確かめに行った。

 
 その小さいやつは、水槽の壁にぴたりとくっつき、

 静かにしていた。


 明日になったら池に帰してもらえるんだって、

 と心の中で声をかけ、布団にもどる。

 
 その水槽には、その小さいかえるくんと、まだオタマジャクシのやつと、
 あと、金魚3匹(去年の夏の縁日で掬われてきて、毎日大騒ぎでエサをねだりぐんぐん大きくなる)、小さいエビたち(一匹ジャンプして脱走したらしく、ある日水槽の外でカラカラになっていた)、などがいる。


 ベランダではグレイプフルウツが育ち、

 そのグレイプフルウツの葉をエサに成長した青虫がさなぎになり、

 我が家の書斎で冬を越し、ある日蝶になって、リビングをひらひら飛んだりする。


 我が家に棲息する、小さくて静かな者たち。
 
 
 

2009年5月12日火曜日

音合わせ

 
 17日の浜松ライブ用に、ベースの伊賀さんと音合わせ。

 やりたい曲をふたりでさらいながら、

 わざわざこうやってリハーサルしなくても、

 ぶっつけ本番で全然行けそうだなあ、と、

 伊賀さんの、曲の記憶力に、毎回ながら感心する。

 下手するとわたし本人よりも把握してたりもするし。

 ほんといつもスミマセン。ありがとう。


 帰りに伊賀さんは我が家に寄り、夕飯をのんびり食べて帰っていった。


 17日は安宅くんも一緒だし、

 きっととっても楽しいぞう。


 お近くの方はぜひ、お越しくださいね!



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2009年5月17日(日)浜松 エスケリータ68
出演:安宅浩司/イノトモ(サポートWB:伊賀 航)
開場18:00/開演19:00
前売2500円(D別)/当日3000円(D別)

ご予約・お問合せは
エスケリータ68までお願いします。
http://www.esquerita68.com/index.htm

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2009年5月11日月曜日

ひらめきと混沌

 
 ここ数日、

 なんだかとりとめもなくいろんな想念がわたしの中で渦巻いていて
 (渦巻く、という感じじゃないかもなあ、ポッ、ポッ、と浮かんでは消える感じだろうか)、

 はっとなにか分かった気がしたり、

 やはりなにも分からない気持ちになったり、


 そんな中、

 突然すごくはっきりとした気持ちで頭の中が理路整然として、

 自分の行動がいつもと違い、とてもすっきりとした行程をたどったりしている瞬間、

 その様子を客観的に見ながら、

 
 「果たしてこの自分は本当の自分なんだろうか、今の自分の舵を取っているのはいったい誰なんだ?」


 といぶかしく思う自分もいて、


 とにかく、いろんなひらめきや、突然の整理整頓の衝動、そういうのを、

 どういうふうにうまくどこに持って行けばいいんだろう、という感じのここ数日。


 この文章もかなり混沌としているけれど。


 
 いろんな考えが巡り巡る中、

 昨日の夜にひらめいたことは、

 
 "がんばらない(もしくはがんばれない)道"を極めよう、という方向性。


 わざわざ極めるようなことでもないけれど。

 そして、極めなくてもすでにまあそうなんだけれど。

 とにかく、

 "なにかやらなければ"という焦燥感なく、罪悪感なく、シンプルに暮らしたいと思ったのだ。



 それが昨日の夜思いついたことで、

 でも明日には変わっているかもしれない。

 もっとなにかを積極的に打ち出して行かなければ、と思っているかも知れない。


 そこは分からんのだよ、実際のところ。



 どの道を選ぶにしても、それはすべて、ひとつの道につながっているわけで。


 結局のところは、そげんいろいろ考えんでもいいんかも知れん。

 

2009年5月7日木曜日

7才

  
 奎の7才の誕生日でした。





 7年前の今日も、こんな、寒い雨の日だった。


 朝がた陣痛が始まったので助産院に行くと、まだまだなのでもう一度出直してください、と玄関口で言われ、そこから歩いて15分くらいの友人の家にとりあえず行くことにした。

 小雨の降る中、ときおり陣痛に見舞われ、道ばたにしゃがみ込んで痛みをやり過ごしながら、友人の家まで30〜40分くらいかけて歩いた。

 途中、お腹がすいて小僧寿司をみつけ、ちらし寿司がなかったので、仕方なくにぎりのセットを、痛みに顔を歪ませながら購入。

 そうしてどうにか友人宅へ到着、そこでかなりの陣痛的時間を過ごす。

 どんどん狭まる陣痛の合間を縫って、さきほど購入したにぎり寿司を少しずつ食べたのだが、後ほどとても具合が悪くなる。

 産む前の生魚は絶対に止した方がいい、絶対に...と、痛みや吐き気と闘いながら朦朧とした頭で思った。

 
 ...と、そんなふうなことを思い出していた。

 誕生祝いの夕飯、奎の大好きな手巻き寿司で、生魚のにぎりを食べながら笑。



 奎は大喜びでもりもり食べ、

 お寿司を食べ過ぎて、

 わたしが作ったいちごのケーキはほとんど食べなかった(苦笑)。


 まあいいやね。

 とにかく7才おめでとう!

  

2009年5月6日水曜日

西湖

  
 今年で二回目の西湖のファミリー向けイベント、マンモスパウワウに出演してきました。

 ずっと雨だったけど、楽しかった。


 歌うこと。

 遊ぶこと。

 のんびりすること。

 すべてがそこにあり。

 
 集まっている人みんなが素敵だし。


 森と雨と静けさと笑顔。


 とても素敵なイベントでした。


 ライブは雨の中、聴いてくれているお客さんたちは大変だったと思います。

 けれど演奏する側はとても楽しく、すばらしいスタッフの方々のおかげで、
 とてもいい時間でした。



 ↑写真は、ちょっと分かりにくいですけれど、
 左からGOMAさん、イノトモ、birdさん、高野寛さん、伊藤ゴローさん。

 みなさん最高に素敵な方々でした。


 今年も呼んでいただいてほんとにありがたかったです。

 
 来年もぜひとも!!