雪が積もると大変にはしゃぐ。
朝から降り出した雪はみるみるうちに積もっていき、
窓の向こうに見える大きな松の木が、もみの木みたいにみえてくる。
わたしと息子は、充分に積もったところで転がるように外に出て行き、
汗ばむほどに雪遊び。
息子は雪の原にダイブ。
わたしはおっきい雪だるまをつくるため、
ごろごろと雪玉を転がす。
大きくなりすぎた雪玉は、もうこれ以上は動かせない、というくらいの重さになり、とりあえずもうその場所で鎮座させた。
頭にする部分の雪玉も、抱えるとずっしりと重く、
雪って、とくに東京の雪って、
ものすごーく重たいなあ、、と思いながらよろよろ運ぶ。
わたしたちのそんな様子を、アパートのおばちゃんがベランダから眺めながら、
「わたしももうちょっと若かったらねえ!」
と笑っていた。
本気で雪だるま作りに没頭していると、
気付かないうちに雪は雨になっていて、
わたしたちは雪と雨でびしょ濡れだった。
わたしが、ちょうど良い目になりそうな石を探してうろちょろしている間に、
息子がいつのまにか細い枝をみつけてかわいい顔をつくっていた。
雪、
満喫。
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