2013年5月28日火曜日

笹倉くんのライブ

 
 笹倉くんのホールコンサートに行ってきた。

 良かったな。

 
 笹倉くんをはじめ、音楽に誠実に向き合って生きている人たち。

 その人たちが紡ぎ出す、

 かけがえのないその美しい時間を共有できてよかった。

 
 帰り道、最後の曲の余韻がずっと残っていて。


 名曲を最後に持ってくるって、とてもいいな。 

 帰り道がとても味わい深いものになるよ。


 
 わたしもがんばろー、

 と、思った。

 
 今週末は、福岡で歌うよ〜


 

 

2013年5月24日金曜日

やさしい樹々


 まあるい月を眺めながら

 ベランダでぼーっとしてると、

 前の公園の大きな樹々がさわさわと揺れて、

 夜の樹は美しくてやさしいなあ、とやわらかな気持ちになった。

 そして同時に、やさしいのは都会の樹だけかもな、と前に思ったことを思い出した。

 
 何年も前に訪れた沖縄の久高島の樹たちは、

 人間なんかとてもちっぽけに思えるくらいに、

 こちらを圧倒する気配を持っていた。

 だれもいない時間にふらりと散歩したりすると、

 樹々がせまってくるようで、

 ちょっとこわいと思った。

 
 都会の樹々はなんでこんなにやさしいんだろうね。


 わたしは彼らに何かを返せているんだろうか。


 

2013年5月20日月曜日

霧雨デー


 静かな雨の一日だった。

 雨が音を吸い込んで、
 
 鳥たちは電線で雨に濡れそぼり、

 わたしはいろんなことばをスケッチブックに書き付けた。


 雨は樹々を潤しながら、

 同時にわたしたちのいろんないらないものを流してくれる。


 静かな霧雨に、

 部屋の前の樹々はますます蒼く、

 さわさわさわ、と、5月になってよくしゃべる樹々が、

 今日はとても静かだった



 

2013年5月11日土曜日

越谷レイクタウン 母の日ライブ

 


 越谷レイクタウンの母の日イベント、

 どうもありがとうございました!

 
 めっちゃ大きなショッピングモールで(連れてってくれたつげさん曰く東洋一らしい)、

 駅から直結なのに、
 
 ステージのある場所へは延々まっすぐお店の中を15分くらいは歩いたような気がする。

 サポート演奏で来てくれたキンドーは、持参のアコーディオンが重すぎて(約12kg)、

 途中でみつけたショッピングカートに乗せてひいこら押し歩いていた。

 
 そんなふうにやっとこたどり着いたステージ。

 ぜったい「イノトモ」のことを知らなそうなおじいさんおばあさんも多数にこにこ座っており、ご機嫌な赤ちゃんや子どもたちもおり、若者たちもちらほらいて、童謡、唱歌なども織り交ぜながら演奏。


 1部ではハプニングもあり。

 というのも、それまでなんともなかったキンドーの楽器"アンデス"のチューニングが本番中急に狂い、わたしのギタレレとたぶん半音近く音がずれて、わたしはどちらに歌を合わせてよいやら、なにがいったいどう狂ってしまったのか分からないまま、さらにその曲は2回の転調アレンジも織り交ぜていたので余計にわけがわからなくなり、最後まで音痴ふうに演奏を続けてしまった事件。

 これを「アンデスの変」と呼ぶことにする。


 ともあれ1部と2部、曲を替えながら、伸び伸びと演奏させてもらった。

 キンドーがいるから余計に楽しい。

 古い付き合いだけれど、

 やはりこの人とやるとステージのテンションががぜん上がるな、と、改めて実感。

 ロック魂、というのとはちょっと違うかもしれないけれども、

 そういうふうな、

 ぐわんとしたなにか。

 その一瞬を燃焼し尽くす確かななにか。

 そういうのを感じた。

 そういう人と一緒にやると、

 わたしもぐわんと上がるのだ。

 
 帰りにつげさんとキンドーと3人でちょいと一杯飲んで。

 楽しかったー、どうもありがとう!
 
 
 あたたかく見守ってくれてた人たちも、どうもありがとう!!