毎年夏休みは、息子がわたしの実家の福岡にひとりで遊びに行く。
羽田まで彼を見送って、帰り道。
さて、
とおもう。
なにして遊ぼう。
なにしろ、
普段なんの用もなく、夜までかけて外をふらふらすることはない。
モノレールの終点、浜松町でとりあえず駅を降り、
持ち帰りのホットコーヒーを買って、
駅そばの旧芝離宮恩賜庭園へ。
庭の美しさと、その向こうにそびえるビルとの対比がまたいい。
ふう、とのんびりして、
少し寝不足だったので、庭園のベンチでいつのまにか熟睡。
そして目覚めると、結構な雨(木陰だったので濡れなかったけれど)。
雨だなあ、と思って、そのまま池の波紋を眺めていると、
庭園のスタッフの方が、傘を持ってきてくれた。
しかも番傘。
ありがたくお借りして、
雨の庭園の散歩を楽しんだ。
自由は時間は、まだまだある。
映画を観よう、と思い立ち、
有楽町でちょうど良い時間にやっていた
「ブルックリン」
を鑑賞。
気まぐれのジャケ買いてきなチョイスだったけど、とっても良い映画だったな。
映画の後は、
ちょっと飲んで帰ろう、と、
駅前で目についたおしゃれ店で、ワインとつまみ。
と、
心で盛り上がる。
庭園→映画→外国みたいなお店で軽飲み。
とても満足。
わたしがわたしの彼氏ならば、
最高のデートプランだ、
ナイスわたし、
と、ひとり喜びをかみしめた(自作自演)。
これが、ひとりで楽しく生きていく"おひとりさま術"なのかも。
自分で自分を楽しませる術。
自分のツボは、自分が一番分かっている。
もともとひとりで行動するのが好きなところもあるけれど。
ともあれ、息子が福岡に旅立った初日、
存分に、"ひとり"の夜の自由な時間を満喫したのでした。
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