2016年7月26日火曜日

ひとりの過ごし方


 毎年夏休みは、息子がわたしの実家の福岡にひとりで遊びに行く。

 羽田まで彼を見送って、帰り道。

 
 さて、

 とおもう。

 
 なにして遊ぼう。


 なにしろ、

 普段なんの用もなく、夜までかけて外をふらふらすることはない。

 
 モノレールの終点、浜松町でとりあえず駅を降り、

 持ち帰りのホットコーヒーを買って、

 駅そばの旧芝離宮恩賜庭園へ。


 庭の美しさと、その向こうにそびえるビルとの対比がまたいい。


 ふう、とのんびりして、

 少し寝不足だったので、庭園のベンチでいつのまにか熟睡。


 そして目覚めると、結構な雨(木陰だったので濡れなかったけれど)。

 
 雨だなあ、と思って、そのまま池の波紋を眺めていると、

 庭園のスタッフの方が、傘を持ってきてくれた。

 しかも番傘。




 ありがたくお借りして、

 雨の庭園の散歩を楽しんだ。


 自由は時間は、まだまだある。

 映画を観よう、と思い立ち、

 有楽町でちょうど良い時間にやっていた

 「ブルックリン」

 を鑑賞。

 
 気まぐれのジャケ買いてきなチョイスだったけど、とっても良い映画だったな。


 映画の後は、

 ちょっと飲んで帰ろう、と、

 駅前で目についたおしゃれ店で、ワインとつまみ。






外国みたーい


 と、
 
 心で盛り上がる。

 
 庭園→映画→外国みたいなお店で軽飲み。

 とても満足。


 わたしがわたしの彼氏ならば、

 最高のデートプランだ、

 ナイスわたし、

 と、ひとり喜びをかみしめた(自作自演)。


 これが、ひとりで楽しく生きていく"おひとりさま術"なのかも。

 
 自分で自分を楽しませる術。


 自分のツボは、自分が一番分かっている。


 もともとひとりで行動するのが好きなところもあるけれど。


 ともあれ、息子が福岡に旅立った初日、

 存分に、"ひとり"の夜の自由な時間を満喫したのでした。


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