朝の5時半くらいには起きた。
 6時頃、シャワーを浴びる。
 7時に奎を起こし、朝ごはん。
 最後なので、5ポンド足してオプションのイングリッシュブレックファーストにアップグレード。
 安ホテルだということもあり、ここのモーニングはとくに美味しくはなかったけれど、紅茶はなぜかほんとに毎日美味しかったな。さすが紅茶の国。
 部屋に戻ると、カードキーを部屋に忘れて出てしまっていて入れず、通りがかりのハウスキーピングの人に頼んで開けてもらった。
ときどき顔合わせて挨拶していたので、すんなり。
ときどき顔合わせて挨拶していたので、すんなり。
 最後にヘマやっちゃったな。
 気を取り直して帰りの準備。
 早起きしたのに、気づくとなぜか出発予定の時刻まで30分もない。
 荷物はなにひとつ片付いていないし、お化粧もなんにもできてない。
 ドライヤーも返しに行かなければ。なぜこんなに時間がないのか。
 とにかくバタバタでお化粧してバタバタで荷物をすべて詰め込み、ドライヤーをハウスキーピング事務所に返しに行って、
 さてチェックアウトしようとしたらカードキーがまた見当たらない。
 ああ。
 また部屋に置いてきたのだな、と、受付の人に鍵を部屋に忘れたと謝ってホテルを後にした。
 ヒースローまでは最寄りの駅から地下鉄で1本。
 旅行本には3時間前には空港に着くように、と書いてあるが、どう見積もっても2時間ちょっと前の到着になりそうだ。
 奎が電車の中でとてもハラハラしている(基本わたしをあまり信用していない笑)。
 そんな奎に、そんなの、遅れがちな人のために多めに伝えてあるんだから大丈夫だよ、と安心させながら、出国手続きにがっつり時間取られちゃったらどうしよう、と内心ハラハラ。
 出国前に図書館で借りてきた、最近知り合った大宮エリーちゃんのエッセイに勇気づけられながら移動。
 おもろい友だちがそばにいてくれるような安心感。
 エリーちゃんはもっともっと際どい体験してるんだから、これでたとえ乗り遅れちゃったって、それに比べればなんの問題もない!
 結局はそんなに時間もかからずチェックイン。
荷物を預けるとき、受付の女性が、奎がこだわりで持って来た激古トランクの状態を確認、こちらがなんにも言わないのに、大事な荷物として"丁寧預け"の特別扱いにしてくれて、ベルトコンベアでない手運びコーナーに持っていくことに。なんと気が利く。
入国審査もすんなりすませ、残りのポンドでお土産をじっくり買う時間もあった。
荷物を預けるとき、受付の女性が、奎がこだわりで持って来た激古トランクの状態を確認、こちらがなんにも言わないのに、大事な荷物として"丁寧預け"の特別扱いにしてくれて、ベルトコンベアでない手運びコーナーに持っていくことに。なんと気が利く。
入国審査もすんなりすませ、残りのポンドでお土産をじっくり買う時間もあった。
 早めに到着しろ、というのは、時間を持て余して少しでも多く買い物させよう、というなにがしかの策略なのではないか、と疑いつつお土産を買う。
 そんな中、ホテルのカードキーをポッケから発見。今さら。
 ああ。
 カードを持ったまま帰国。
 最後までヘマやっちゃったな。
 日本から送り返すことにします。
 ロンドン、素敵な街だったな。
 ありがとう。
 成田に着くと夫が迎えに来てくれていて、
 帰る途中に3人で日本橋に寄って、
 東京の桜満開を知る。
 浦島太郎みたい。
 花咲か爺さんみたい。

 









