ベランダから見える夕空が、いつも息を飲むほどにきれいなのだけれど、
いつもどうしても写真にはその美しさは映りきらないなあ。
夕飯の料理の途中で(今日はありあわせのものでカレーにしよう)、
暮れ行く空の色に何度も手を止めて、
何度もベランダに出て、携帯で写真を撮る。
久しぶりに、古いミノルタの一眼レフに、フィルムを入れようかな、
と、考えてみたりする。
そうこうしているうちに陽はとっぷりと暮れ、
小さな星たちが輝きはじめる。
毎日のこの美しい奇跡に、
日々きちんと出会えるわたしでありたいなあ、
と、ひそやかに思ったりする。
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