押し入れの天袋に押し込んだまま、
もはやその存在を忘れかけていた"非常持ち出し用リュック"を開けてみた。
4年以上前に一時期だけ「非常用」のキーワードが自分の中で流行った時期があり、
そのときに詰め込んだ品々。
ろうそく。ライター。懐中電灯。電池。ティッシュ。マイ皿、マイ箸、マイコップ...。
ロープ。カイロ。アルミホイル、ラップ。ナイフ。タオル。ばんそうこう。爪切り。
まだまだいろいろ出てくるね。
そして、食料。
缶詰含め、すべてとっくに賞味期限が切れていた。しかも2年くらい前に。
缶詰が2年くらい前にすでに賞味期限切れってちょっと体験したことないな、オ・ド・ロ・キ。
非常用リュックの意味ないねこりゃ。
火とロープだけでサバイバルするしかないね(投げ縄でいろいろ捕獲して焼くのだ)。
そしてちょっと切なかったのが、
息子用のパジャマと下着。
その当時に詰め込んだので、とってもちっちゃい。今じゃとても着れない。
オムツまである。
大きくなったものだなあ、と、感慨深く眺めた。
というか非常用リュックって、もしちゃんとやるなら一年に一回くらい更新しなくちゃだね。
思い出用リュックにしたくないなら(苦笑)。
ちなみにわたしは中学か高校くらいの頃、
"いつでも家出できるように"
と、スポーツバッグにマンガを詰め込んで天袋に用意していた。
しかしとくに家出の理由も思いつかず、
結局は、何かの折に妹が母親に「出て行きなさい!」と玄関の外に出されたときに、
今こそこれが役に立つ!と、そのスポーツバッグを嬉々として渡した思い出がある。
妹には全然喜ばれなかったけれど。
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