道でばったりハッチェルさんと会って、
「珈琲プチ」に行くというので、
用事をすませて合流した。
プチは、以前は阿佐ヶ谷にあった歴史ある純喫茶。
今は吉祥寺に移転して続いている美味しい珈琲のお店です。
阿佐ヶ谷時代のプチにも行ったことがあり、美味しいコーヒーになぜかうす焼きサラダせんべいがおまけで付いてきて、そして緑茶も付いてきて、変わってるなあ、と思っていたのだけれど、吉祥寺に移ってからは、さらに飴とか駄菓子とかのおまけも増えた。もともとのプチを引き継いでいるおねえさんの他に、その場所の主のおじいさんもよくいる。
今日はうす焼きサラダ、緑茶に加え、お餅(おじいさんがトースターで焼いて海苔を巻いておしょうゆをつけてくれたもの)をふたつもいただき、さらに琉球ハブ酒までごちそうしてもらった。
ハッチェルさんと一緒にごきげんでいただき、吉祥寺の移り変わりの話などを聞きながらゆっくりした。
おじいさん(といってもとても元気なのでおじさんと言った方がしっくりくる)は五日市街道を馬車が走ってる頃からそこにいるらしいので、おもしろい話をたくさん聞けた。
畑と笹薮と、桜の木がたくさんあった頃の吉祥寺の話。
進駐軍がジープで井の頭公園の階段をがんがんに登る話。
米兵さんにギブミーチョコレイト、とにじり寄り過ぎて井の頭池に放り投げられた話(その頃の池はまだきれいな透明だったらしい)。
くわしくは、たぶんそのうちハッチェルさんの「クダラナの友」におもしろおかしく載ることと思います。
道でたまたま会ってちょっとお茶、が、ハブ酒まで笑。
お代は、ブレンド珈琲の料金400円のみ。
いろいろとおまけが付いてくるけど、コーヒーはきちんと美味しい、不思議に居心地の良いお店です。
0 件のコメント:
コメントを投稿