2013年2月4日月曜日

歌入れの続き

  


 平泉光司のディレクションは、ばし、ばっさり、

 時に攻撃的にわたしの心をかきみだしつつ、

 でもその見据える先は一貫していて、

 それは好きじゃない、やりたくない、

 と言いたいところをぐっとおさえて進める場面も多々あり。


 きっとあとから振り返ったら絶対に間違ってないはずだ、

 と、全面的に相手を信頼するという自分をも試される。

 
 でも、誰かがもしもこの歌を良くないと言ったときに、

 これはわたしが下した判断ではない、なんていういいわけの余地は残したくない。

 
 だからとことん、

 ぶつかって、

 何度でもやり直して、

 自分自身が少しでも納得できる作品にしたい。


 よし、これが最高だ、なんてことはもしかしたら永遠にないかもしれないけれど、でもなるたけそこに近づくように。

 
 そんな気持ちで進めているけれど、

 作っている曲たちはとても静かで、地味めです笑。


 でも"今"をちゃんと紡いでいかないと、

 その先もないのだから、

 あきらめずに続けるよ。


 

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