水森亜土さんの、ミニジャズライブを聴きに、池袋東武百貨店へ。
亜土さんは、わたしが20〜22才くらいの頃に在籍していた劇団未来劇場の看板女優で、当時とてもよくかわいがってもらった。
いろんなライブに連れて行ってもらったり、亜土さんの家の屋根裏部屋によく泊めてもらっておすすめのレコードを貸してもらったり、亜土さん選曲のカセットテープ(ブルースやジャズ、レゲエなど)をもらったり、その他たくさんたくさん、心の栄養をいただいた。
深夜、彼女はいつもアトリエ部屋で絵を描いていた。
ラジオを聴きながら、カルアミルクとかを飲みながら。
「イノトモは好きなレコードでも選びな〜」なんて言いながら。
昼はわいわい元気で、夜は静かに絵に向かう。
常にアーティスト。
いつも左右違う靴下をはいて(その方がおしゃれ、らしい)、どの服にも必ずポッケが付いていて(付いていない服には縫い付ける)、ほかにもなにかしらのおしゃれなひと工夫が施してある。
そばにいて、その存在がいつもとてもまぶしく、そしてとても尊敬していた。
劇団をやめてからは、アルバムを出すたびに手紙とともにCDを送り、
劇団の公演を観に行ってはちらりと挨拶をさせてもらい、
という感じで、縁は遠くなりながらも、わたしの中で亜土さんの存在はいつも大きい。
そして先日、久しぶりに、ライブ前の控え室に顔を出して挨拶させてもらったら、
わたしの顔をみるなり、
「イノトモー!♪」と笑顔で迎えてくれ、
どれだけ時間が経っても変わらず楽しく接してもらって、とてもありがたかったなあ、、
ジャズステージは、相変わらずのかわいさとスイング感で、
集まったたくさんのお客さんたちも、みんなとっても笑顔だった。
ほんとにすごいなあ
わたしもあんなふうに、ずっと歌って行けたらいいなあ
そんなふうに思った。
余談。
控え室での会話で、亜土さんが、わたしが昔に作ってプレゼントしたらしいベストのカセット(ミーターズとか入れてたらしい、、覚えていないけれど…)を、今でも聴いてるよ!と言ってくれて、驚いた。
わたしも今なお、亜土さんから当時もらったカセットの数々を、よく聴いているから。
そんなふうに音楽で繋がっていたなんて、うれしいな。
ポストカードをお土産にいただいた♡ |
2 件のコメント:
イノトモさん
水森亜土さんが、この絵を描いていた方だったんですね。
もう何十年も、っていったらオーバーなんですが、この絵が大好きで、今でも大好きです。
そして、youtubeで動画をみてみてさらに好きになりました。
イノトモさんが、関わった人は素敵な人が多くて、刺激いっぱい受けています。
次回のイノトモさんのライブに行けたら最高です。
行けるようにイメトレに励みます!!
気候が変わりやすいこの時期、どうぞご自愛くださいませ。
もうちょーさん
ありがとうございます。
亜土さんは、その絵のとおり、とってもチャーミングな方です♪
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