2016年1月22日金曜日

なあんにも


 
 なあんにもかんがえない

 を、ここのところ実践してみてる。


 こんな自分ではぜんぜんだめだ、

 とか、

 もっとがんばった方がいい

 とか

 まず、そういう、今現在自分を許していない部分を静かに手放す。



 あのときああすれば良かった
 
 とか

 いつかこうなれば

 とかの、過去や未来への思いも手放す。
 
 
 そして

 関わるすべての人たちや現象や、

 自分自身に対する、

 あらゆる期待や不満を手放していく。

 
 
 そういった感じを

 意識してやってみると、

 驚くほど心が静かだ



 なんでもどうでもOK。

 (あきらめや無気力ではなく)



 気がかりなことが目に入っても、

 それはわたしの本当の問題ではない

 それは ただ 起こっているだけ

 と、やっかいでおせっかいな感情に巻き込まれずに、

 静かに客観視することができる。

 (そこに良いや悪いの概念を持ち込まない)


 自分や周囲へのめくるめくジャッジを止めてみると

 どんどん心が静かになっていく。

 そして、自由。


 あるように あるしか ない


 そんなふうに、思いはじめてる。

 わたしはなんにもコントロールする必要がない。

 すべてはラブ。


 まだまだ、その時々で元の感覚に戻ったりしながら、

 行きつ戻りつ、ではあるけれど。



 冬の道を歩きながら、

 冷たい空気を吸い込んで、

 その、ひんやりとした感覚が肺を満たすのを、ただ感じる。


 お皿を洗いながら、

 そのお湯の流れや、お皿の手触りを、しっかりと感じる。


 夜、お布団に入って、

 毛布の柔らかさにうっとりする。


 そういった、日々の中のひとつひとつの瞬間を、

 身体と心ぜんぶで感じながら暮らす。

 感情や過去や未来に引っ張られずに。


 この感じが、生きている、という感覚を最大に味わう醍醐味なのかも知れない。


 これまでずっと"心ここにあらず"な感じで暮らしてきたので、

 とても新鮮な感覚。

 
 

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