2016年3月7日月曜日
真夜中の小さなしあわせ
うちは家族3人、これまで川の字で寝て来た。
だいたい真ん中ポジションのわたしは、
夜中に目が覚めたときに
両側から聞こえてくるふたりのすうすうと安らかな寝息に、
毎夜それはもう心からしあわせな気持ちでいっぱいになり、
ああ、しあわせだあ、
…しあわせだあ!
と、夜の中心で叫んできたのでした(真夜中なので、心の中で)。
とはいえ息子はもう中1で(もうすぐ中2)、
年明けくらいからひとりで寝ると言い出し(とうとう!)、
音楽部屋として使っている北の部屋でひとりで寝起きをはじめた(自分でちゃんと布団の上げ下ろしをする約束)。
これは成長の上では当たり前なことだけれども(遅すぎるくらいかも)、
今まで、大好きな息子と夫ふたりの真ん中で毎夜しあわせ噛み締めていたわたしにとっては、けっこう寂しい。
とはいえ、時折、夫が夜も音楽部屋を使うために息子がひと晩こちらの寝る部屋に戻ってくることがあり、
それがほんわりとうれしい。
大きくなっても、
寝ているときはまだまだ無防備で健やか。
普段起きているときよりも、
眠っている人の気配を静かに感じているときのほうが断然ふくよかなしあわせ感があるなあ
なんて、健やかな寝息を耳にしながら静かにおもう。
真夜中の、小さなしあわせ(今となっては、ときどきの)。
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