2013年1月14日月曜日


 
 雪が積もると大変にはしゃぐ。

 朝から降り出した雪はみるみるうちに積もっていき、

 窓の向こうに見える大きな松の木が、もみの木みたいにみえてくる。


 わたしと息子は、充分に積もったところで転がるように外に出て行き、

 汗ばむほどに雪遊び。


 息子は雪の原にダイブ。

 
 わたしはおっきい雪だるまをつくるため、

 ごろごろと雪玉を転がす。

 大きくなりすぎた雪玉は、もうこれ以上は動かせない、というくらいの重さになり、とりあえずもうその場所で鎮座させた。

 頭にする部分の雪玉も、抱えるとずっしりと重く、

 雪って、とくに東京の雪って、

 ものすごーく重たいなあ、、と思いながらよろよろ運ぶ。

 
 わたしたちのそんな様子を、アパートのおばちゃんがベランダから眺めながら、

 「わたしももうちょっと若かったらねえ!」

 と笑っていた。


 本気で雪だるま作りに没頭していると、

 気付かないうちに雪は雨になっていて、

 わたしたちは雪と雨でびしょ濡れだった。


 
 わたしが、ちょうど良い目になりそうな石を探してうろちょろしている間に、

 息子がいつのまにか細い枝をみつけてかわいい顔をつくっていた。
 


 
鼻は、近くでわたしがみつけた実をポチっと。


 雪、

 満喫。
 
 

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