2017年10月14日土曜日

パーマネンツ20周年@東京キネマ倶楽部と、デビュー前のカセット


 ザ・パーマネンツ20周年記念ライブ。

 古い音楽仲間たち('95年くらいあたりからしばらくの間、曼荼羅とかやるき茶屋とかでかなりの親交を深めた人たち!)と久しぶりに会えて、楽しかったな。

 イノトモバンドのデビュー時のメンバー、マツキっちゃんにも久しぶりに会えた。

マツキっちゃんは、Superfly、ゆずなどのドラムで活躍中。

 当時一緒にまわったツアーの想い出話なんかして。


 わたしにとって、とても良い時代を共有できた人たちだと思ってる。


 わたしがオリジナルをつくりはじめる前から、彼らのライブには刺激を受けてきた(中央線系ソウル&ブルース、的なくくりになるのかな。わたしの表現する音楽とジャンルは全然違うんだけれど、とにかく楽しくてかっこいいライブが繰り広げられていたのです)。
 
 
 俺、イノトモがくれたカセットテープまだ持ってるよ、と、何人かが言ってくれた。


 わたしの最初の作品は、4トラックのカセットMTRでつくった5曲入りのカセットテープで、

 それを「イノトモ'96」というタイトルで、

 当時周りのミュージシャンに配っていたのです。


 その「イノトモ'96」を聴いて気に入ってくれた仲間たちが集まって、"イノトモバンド"ができ(エレキギターふたり、アコーディオン、ウッドベース、ドラムという今から考えると最初から贅沢な編成)、


 初めてのライブを高円寺のShow Boatでやらせてもらうときには、

 そのカセットを気に入ってくれたソニーの人たちが観に来てくれているという、

 奇跡のようなはじまりでもあったのです。

 (その後、ソニーではなく日本クラウンからデビューすることになるのですが、それも、そのテープがきっかけ。)

 
 そういうことを思い返すと、

 わたしの原点は、

 やはり宅録だなあ

 と思ったりして。


 そんな、

 "宅録好き"

 の、シンプルな衝動を、

 20年以上経って、

 また改めて今、かたちにできたんじゃないかなあ


 と思える、今回の新作。
 

 原点回帰と、

 "いま"の自分が、融合してる。

 
 すべての出会った人にありがとうです。

 

0 件のコメント: