2008年1月5日土曜日

コーラスアレンジ

 
 午後、バンバンのフクシマくんから電話があり、急だけど今日の夕方からバンバンが手伝っているシンガーソングライターの女の子のレコーディングがあるので、そのコーラスを考えに一緒に来てくれないか、という。

 確かに急な話ではあるけれども、夜は空いていたので、中野のレコーディングスタジオへ。

 他の曲がレコーディングされている間に、コーラス候補の曲を聴き、ラインを考えながら、編み物をする。

 コーラスラインはなんとなく浮かぶけれども、実際に歌に合わせてみないと分からんなあ、と思いながら、気晴らしにフクシマくんのi podに入っているほかの曲を聴こうと思って選んでいると、レッド・ツェッペリンをみつけたので、うれしくなってツェッペリンをガンガンに聴きながら編み物の続きに没頭。いーたん(こじまいづみちゃん)に子が産まれたので、その子に毛糸のボールを贈るのだ。

 そうこうしているうちにコーラス曲の番になり、慌てる。

 わたしのコーラスアレンジは、いつも"感覚"なので、曲に合わせてなんとなく声を出してみて、ニュアンスをつかみながら進める。人の曲だと、感覚をつかむまでにしばらくかかるので、最初はとても下手な歌声をみなさんに聴かせることになる。かなり恥ずかしいが、仕方がない。

 今回はわたしが決めたラインを、その歌い手の女の子が歌うのだ。

 果たしてわたしが歌ったそのラインが正解なのかどうか、曲に本当にあっているのかどうか、分からないまま彼女に託す。

 でも彼女の声は本当にすばらしく、仕上がりはとても良かったんじゃないかと思う。

 もっと時間があったら、もしくは自分にもっと素養があったなら、その曲の中に、コーラスでちゃんと物語をつけられたかもなあ、と、思い残す気持ちもありつつ、でも、いい感じの録音にはなったし、これはこれで良いのかもな、と、年明け最初の仕事になったこの楽しい時間に感謝して、彼女の魅力的な声に感謝して、スタジオを後にした。

 その録音の時間で、編み編みボールも完成したぜ笑。

 
 
 
 

  
 

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