2008年11月23日日曜日

歌う一日店長

 
 どこかでライブをした後、終電あたりで帰って来て吉祥寺の駅に降り立ち、なんとなくもうちょっと飲みたくて寄るお店、それがハバナムーン。

 いつもいいレコードがかかっていて、美味しいおつまみと、美味しいお酒が飲める。

 ちょいと寄るつもりが、居心地が良くってついつい深夜まで(ときには朝方まで)のんびりしてしまうこのお店で、ちょっと冒険ということで、歌う一日店長をやらせてもらいました。



 簡単なわたしの手作りおつまみも出せたらいいなと思って、それならせっかくだから、代表曲「愛のコロッケ」も作っちゃおう、とはりきっていたんだけれど、実は前日、前々日とえらく体調を崩してしまい、コロッケは仕込みに時間もかかるし、ちょっとあきらめムードだった。

 けれど、当日になってみると体調も少し良くなっていて、なんだかやれそうな気がしてきた。慌てて仕込み開始。もうひとつのメニュー、アボカドとタコと豆のサラダも平行して作る。

 しかし急発進だったので、家での仕込みが間に合わず、続きはハバナでやることにした。

 急いで出かける用意をして、カウンターに飾れるよう、家の前のお花をちょんちょん摘んで出かけた。



 音を出せるようにセッティングした後、ひたすらコロッケを丸める。

 そうこうしているうちに開店、お客さんが入っても、まだ丸めていた。






その横でお酒を作る本来の店長、木下さん。



お店は開店したというのにコロッケ作りの作業はまだまだ終わりそうになく埒があかないので、とりあえず一旦、第一弾を揚げ、



残りは木下さんに丸投げして(すんません)、ライブを始めることにした。



途中、吉祥寺在住のハッチェル特急楽団のタケリコさんが偶然ほろ酔いで通りかかって、一杯飲んで、ライブチャージ代わりにポケットの小銭を全部置いていった。



ライブの休憩時間にはカウンターの中をうろちょろしながら、来てくれたひとたちとしゃべったり、
木下さんがかけたレコードのA面が終わったら裏に返したり。



わたしが仕込んで、仕上げの味かげんや盛りつけはまたもや木下さんに丸投げしたアボカドサラダも、ちゃあんとかわいく盛られて提供されていた。



そうしてまた歌って、
 


弾いて、



楽しい夜は更けたのでした。


こんな楽しい企画を提案してくれた木下さん、集まってくださったみなさん、どうもありがとうございました!

もし次やるときは、もっと体調を万全にして、もっと飲みつつもっといろいろやるぞう。


*今回の写真は、WATANABE HIROTO さんが提供してくださいました。どうもありがとうございます。*
 

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