2010年11月9日火曜日
歌舞伎
実花ちゃん(友人、元マネージャー)に誘われて、
歌舞伎を観に行ってきました。
以前に観に行ったのは20年くらい前で、
学生だったのでもちろん一幕見の一番安い席で、
初めての歌舞伎に感動し、
猿之助さんの早変わりにわくわくしながら、
花道のあたりの立派な席を見下ろして、
いつかあそこで優雅に観てやるぞう、と思ったものです(笑)。
今回は譲っていただいたチケットで、しかもゆったり眺められる席で、
超満喫〜〜
いろんなすばらしい場面があり、
役者の方々の細やかな一挙手一投足にも感じ入りながら、
けれども最終的には、
隣りに座った80過ぎのおばあさんが幕間に聞かせてくれた身の上話が本日の中で一番劇的だった(笑)。
そりゃあそうだね、戦争をまたぎ、両親に早くに先立たれ、そして銀座で踊り子なんかやりながら凛と生きて来た、リアル体験談だものね。
人に押されたら、押し返さずに引くのが賢い方法だよ、上手く行かないときはそこにこだわらずに、すんなり違う道を探すんだよ、そして、どんな境遇でもいつでも自分を中心に持つのが大事だよ、と、格言のように諭された。
名言ばかりだった。
帰りに、実花ちゃんの薦めでロックフィッシュというバーに寄り、
噂のすこぶる美味しいハイボールを頂いた。
ほんと美味しかった。特別美味しかった。
気分良く帰路につき、
吉祥寺でいつものハバナに寄ってみたけれど、
まだ開店準備中だった。
そりゃあそうか。
こちらはいい気分の二件目だけれど、
まだ18時過ぎだった。
というわけで、おとなしく家に戻り、
家ワインでしっぽり。
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2 件のコメント:
おばあちゃんの言葉、すんごく染みました。会ってみたい。会って直接話を聞いてみたいです。
ありがとうございます、まだまだ話は尽きない感じでした。今は三味線のお師匠さんらしいです。
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