2010年11月20日土曜日
白浜
南房総市の白浜に歌いに行ってきました。
昨日の午後笹倉くんと吉祥寺で23日のライブ用のリハをしてから(ふたりで一生懸命ハモリの練習してたらあっという間に2時間)、
そのまま電車で館山に向かった。
ほんとは当日入りでも良かったんだけど、
ここのところバタバタだったので、
ちょっとひとりでゆっくりと曲とかいろいろ考える時間もほしくて、
それに当日11時半入りということだったので、
前の日に近くまで行っとくことにしたのだ。
とりあえず宿に荷物を置いて、
外をふらりと歩くと、
すぐに赤ちょうちん。
ついふらふらと吸い込まれる。
最初はカウンターでひとりで本を読みながら日本酒をぬる燗でのんびり飲んでいたのだけれど、
途中でほろ酔いで入ってきたオジサマが隣りに座り、
なんだかとってもご機嫌で、
ちょうどわたしの父と同じくらいの歳の感じでなんとなく親近感もわき、
オジサマのお酒をどんどんわたしのおちょこについでくれるしで、
どんどん盛り上がった。
途中からオジサマの連れの地元のママ的オバサマも加わり、
二人で白浜についていろいろと教えてくれた。
イソッピ(イソダマ)、とか、ナマダ、とか、くじらのタレ、とか聞いたことも食べたこともないものばかり。
お店のご夫婦もとってもいい感じの人たちで、
その話を聞きながら、"くじらのタレ"に似たものをマグロで代わりに作ってサービスしてくれたりした。
明日白浜で歌うんだ、と言ったら、さらにいろいろ教えてくれ、
覚えきれないのでお店の人にメモ紙を借りて、いろいろメモした。
翌日の演奏の途中のおしゃべりできっと役に立つしね。
そしてわたしももう充分ほろ酔いになり、ご機嫌でお店を後にした。
帰り際、オジサマが「明日の演奏聴きにいくからね〜!」と酔った勢いで宣言していた。
そして当日。
白浜。
海、すごい。波、すごい。
ホール、立派。
"にほんのうたキャラバン"の人たちと、
"にほんのうた"の良さを届ける、そしてわたし自信もその良さを、歌いながら改めてかみしめる、そんな時間でした。
音楽だけでも充分素晴らしいけれど、
それに洗練された映像が加わると、
さらに説得力が増すのだなあ、
と、感じ入りながら映像をみてました。
そしてホールの音響でその音が聴けるのも特別。
この活動、すばらしいです。
にほんには、昔からのいいうたが、ほんとにいっぱいあります。
歌い継いで行かないとね。
帰り際。
帰りの準備をしていると、
楽屋に、昨日居酒屋で会ったオジサマの連れの"ママ"が登場!
なんと本当にふたりして聴きに来てくれたのだ!
オジサマの方は恥ずかしがって、
挨拶もせずにもう帰ろうとしているという。
急いでオジサマに会いに駐車場へ。
昨日はほろ酔いでご機嫌だったオジサマが、今日はシラフではにかんでいる。
でもちゃんと来てくれたのだ。
感激。
熱く握手して、
またいつか飲みましょうね!
と、お別れした。
出会いって、いいですね。
楽しい小旅行になりました。
白浜の方々、にほんのうたキャラバンの方々、清宮さん、どうもありがとうございました!
(p.s.今回司会してくださったにほんのうたキャラバンの女性は、おととしのキッズステーションのイベントでわたしが慣れない小芝居を体験したときに忍者役で出演してらした方だった!ここにも出会い再び。)
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