2008年12月31日水曜日

ありがとう

 
 今年も一年、どうもありがとうございました。


 BYGの夜は、大好きなあったかい仲間たちとの演奏で、
 とても幸せな夜でした。


         photo by /Hiroto WATANABEさん


 年末は、友だちの家に招かれたり招かれたりで楽しんでたら、
 ノロウィルスにかかってしまい、
 年末の年末に、嘔吐下痢発熱で寝込んでうなされておりました。

 大晦日、やっと回復。

 大掃除とかできんかった。

 でも身体の大掃除はバッチリできたよ〜(勝手に断食発汗デトックスコース)。

 とてもきれいになった身体で新年を迎えます(笑)。


 来年も、こんなわたくしですが、どうぞよろしくお願いします。

 


 

2008年12月24日水曜日

明日は渋谷に来てね

 
明日は渋谷BYGにて、クリスマスライブです。
お忙しいとは思いますが、ほんのひととき、
いろんなことを置いておいて、
イノトモと一緒に、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。

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12月25日(木)渋谷BYG
クリスマスワンマンライブ

出演:イノトモ/スパン子(アコーディオンとピアノ)/伊賀 航(ウッドベース)
飛び入りゲスト:安宅浩司(ペダルスティール)

開場18:30/開演19:30
2ステージ制(入れ替えなし)
チャージ 前売り予約¥2,800(+オーダー)/当日 ¥3,000(+オーダー)

*イノトモバンドの10年来のメンバー、スパン子と伊賀さんと、久しぶりの共演。BYGでのワンマンも久しぶりということで、心の通い合う、特別な夜になると思います。飛び入りゲストは安宅くん。クリスマスの夜に、ほっこりとしに来てくださいね。2ステージあるので、開演に間に合わない方も、2ステージ目からのんびり、という感じで来ていただいても大丈夫です(料金は一緒なんですけれど...)。*

ご予約は、BYGまでお願いします。
BYG 03-3461-8574
http://www.byg.co.jp/

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そして、先着限定20名様(ご希望の方のみ)に、
"クリスマスイノトモちゃん缶バッヂ"を差し上げます!

受付で、バッヂください、と言ってみてくださいね。

では、お待ちしています!

2008年12月21日日曜日

携帯と財布を持たぬまま

 
 今日は池袋駅のメトロプラザの入り口でミニライブだった。

 ちゃんと時間に着けるように家を出たのだが、
 駅についてから、
 財布と携帯とハンカチ、ティッシュを入れたバッグを、
 そのまんま忘れて出てしまったことに気付いた。

 家に戻ると大幅に遅刻する。

 どうしよう。

 そういえば機材のカートの中に、物販用の釣り銭入れの缶があるではないか。

 小銭を数えてみると、池袋駅まではなんとか行けそうだ。

 よし、行っちゃおう!

 お腹すいてて、なにかちょいと食べて行きたいところだけれど、お金も時間もない。でもまあ現場に着いちゃえばなんとかなるだろう。

 と、財布代わりの缶を手に、池袋まで向かった。

 
 現場に着いてみると、思ったより場所が分かりにくい(駅の中だと思っていたので)。

 きっとスパン子も迷っているに違いない、そしてわたしの携帯を鳴らしているに違いない。けど、そのコールは、今ごろ我が家のバッグの中で、主に伝わることなく虚しく鳴っているのだ、きっと。

 申し訳ないが、なんとか自力で辿り着いておくれ、という心境。

 スパン子は、やはり迷って私に電話したらしいが、なんとか自力で到着。

 リハーサルを済ませ、控え室へ。

 というか、このイベントの控え室は、近くのカラオケボックスの一室をお借りすることになっており、

 久しぶりにカラオケボックスの個室に入ったよ〜〜。

 隣から聴こえてくる歌声は笑えるし、

 サンドイッチを頼んで空腹は満たせたし、

 いいねえ。落ち着くねえ笑。

 しかしカラオケボックスでひとりでいるとき、携帯がないと、まったく時間が分からないことが判明。フロントに電話して、「今何時何分ですか?」と聞いたり、飲み物を届けてくれたバイトの子に時間を聞いたりして過ごした。

 財布や携帯や時計がなくっても、なんとかなるもんだね。まあいろいろ面倒だけどさ。

 ライブは、喉の調子があまり良くなくて、声が思うように出ず、少し残念ではあったけれど、池袋の一画に、少しでも、なにかの空気をお届けできていればいいなあ、と思う。

 25日はBYGでの楽しみなライブなので、喉の調子をしっかり整えて、万全で臨みたいです。どうぞよろしく。

 

2008年12月17日水曜日

いがさんとかせちゃん

 
 かせちゃん(スパン子)と、伊賀さんと、25日のBYG用にリハーサル。
この組み合わせは、気がついてみるとものすごく久しぶりだ。

けど、3人の音が重なった瞬間に、
わーこれだ〜、この感じ、
と、じわじわ幸せが押し寄せる。

なんにも変わっていないような、でも少しずつみんな成長しているような。

彼らといると、ほんとに楽しいなあ。

25日が、楽しみだなあ。

その日は、安宅くんも楽器持ってふらりと遊びにきてくれることになったので、さらに楽しみ。
 

2008年11月26日水曜日

さかさまの空

  
「ぼくたち、空の上をさかさまに走ってるよ」

朝、雨の中自転車で息子を園に連れて行く途中、
後ろで息子が言った。

なんだろう、と思って下を見てみると、
雨に濡れた道路に空が映っていて、
その上をわたしたちの自転車が走っているのだった。

ほんとに、空を、逆さまに走っているみたいだった。

一瞬、なにかがゆらいで、
地面がないみたいな気持ちになった。

そういえば小さい頃、
わたしは手鏡の中を上から覗き込んでは、
ずーっとずーっと、"天井を歩くつもり"でその世界を楽しんでいた。
逆さまの世界。

忘れていたその感覚を少しだけ思い出しつつ、
でも、
今のわたしは、
息子を園に届けるため、
意識をもう一度この世界に戻して、
自転車をこぐのに集中した。

危ない危ない。

またあの世界に行くとこだったよ。

ふう。

 

2008年11月23日日曜日

歌う一日店長

 
 どこかでライブをした後、終電あたりで帰って来て吉祥寺の駅に降り立ち、なんとなくもうちょっと飲みたくて寄るお店、それがハバナムーン。

 いつもいいレコードがかかっていて、美味しいおつまみと、美味しいお酒が飲める。

 ちょいと寄るつもりが、居心地が良くってついつい深夜まで(ときには朝方まで)のんびりしてしまうこのお店で、ちょっと冒険ということで、歌う一日店長をやらせてもらいました。



 簡単なわたしの手作りおつまみも出せたらいいなと思って、それならせっかくだから、代表曲「愛のコロッケ」も作っちゃおう、とはりきっていたんだけれど、実は前日、前々日とえらく体調を崩してしまい、コロッケは仕込みに時間もかかるし、ちょっとあきらめムードだった。

 けれど、当日になってみると体調も少し良くなっていて、なんだかやれそうな気がしてきた。慌てて仕込み開始。もうひとつのメニュー、アボカドとタコと豆のサラダも平行して作る。

 しかし急発進だったので、家での仕込みが間に合わず、続きはハバナでやることにした。

 急いで出かける用意をして、カウンターに飾れるよう、家の前のお花をちょんちょん摘んで出かけた。



 音を出せるようにセッティングした後、ひたすらコロッケを丸める。

 そうこうしているうちに開店、お客さんが入っても、まだ丸めていた。






その横でお酒を作る本来の店長、木下さん。



お店は開店したというのにコロッケ作りの作業はまだまだ終わりそうになく埒があかないので、とりあえず一旦、第一弾を揚げ、



残りは木下さんに丸投げして(すんません)、ライブを始めることにした。



途中、吉祥寺在住のハッチェル特急楽団のタケリコさんが偶然ほろ酔いで通りかかって、一杯飲んで、ライブチャージ代わりにポケットの小銭を全部置いていった。



ライブの休憩時間にはカウンターの中をうろちょろしながら、来てくれたひとたちとしゃべったり、
木下さんがかけたレコードのA面が終わったら裏に返したり。



わたしが仕込んで、仕上げの味かげんや盛りつけはまたもや木下さんに丸投げしたアボカドサラダも、ちゃあんとかわいく盛られて提供されていた。



そうしてまた歌って、
 


弾いて、



楽しい夜は更けたのでした。


こんな楽しい企画を提案してくれた木下さん、集まってくださったみなさん、どうもありがとうございました!

もし次やるときは、もっと体調を万全にして、もっと飲みつつもっといろいろやるぞう。


*今回の写真は、WATANABE HIROTO さんが提供してくださいました。どうもありがとうございます。*
 

2008年11月11日火曜日

おじいさんがいつか見た風景

 
 近所のイベント会場の一画で、
 銭湯画を公開で書いている師がいた。

 師は、周りなど気にせず、迷いなくどんどん描いていく。
 わたしはその様子にすっかり心奪われてしまった。

 この風景は覚えているんですか、と質問してみると、

 頭に入ってるからね、と、絵を描く手は休めずに、ぶっきらぼうに答える師。
 



 できあがった絵を見ていると、

 なんだかその風景に、泣けてきた。


 おじいさんが、いつか見た風景。


 木々に光が当たっていて、水面がキラキラしている。

 これは、朝、だろうか。


 そこは雑多で賑やかなイベント会場だったけれど、

 その絵の場所だけくっきりと、その風景になっていた。

 わたしはそこにたたずんで、その川をほんとに見ているような気持ちになった。

 絵を見て涙が出たなんてはじめてだ。

 おじいさんの心に焼き付いている、いつかの風景。


 わたしはよく銭湯に行くのだけれど、
 銭湯で、お湯につかりながら雄大な風景を眺めてのんびりとした気持ちになるのは、
 こんな、銭湯画の師がいるからなんだなあ、と、
 改めて思った。

 最後に師は、はしっこに、長良川、と書いた。

 そうか、長良川なんだ。

 この風景を、ほんとに見てみたいな。