2008年2月17日日曜日

極寒公園

 
 スパン子のとこのホウちゃんに久しぶりに会いに行った。

 小金井公園のそばの家なので、ついでに公園で息子を遊ばせようと思い、ちょいと早めに自転車で出かけた。自転車をこぎにこいで40分。小金井公園まではときどき自転車で出かけるが、そのたびに"ちょっと遠いな"と思う。なんのギアもない、もちろん電動でもないただのママチャリでは、本当にわたしの太ももだけが頼りだ。しかも、息子は年々重くなっている。その分わたしの足に負担がかかる。

 とても寒い日だが、重過ぎるペダルのせいで逆に汗すらにじむ。

 マフラーをおもむろにはずし、上着を一枚脱ぎ、ちょっと疲れてきた頃に、やっと到着。 

 息子は草ソリコーナーにハマり、エンドレスに滑りまくる。

 彼が草ソリに飽きるまで、わたしはベンチに座り、作ってきたおにぎりをかじり、本を読む。

 そのうち、今日は極寒だ、と感じる。

 ページをめくる手が冷た過ぎる。しかもじっとしてると、足元からじんじんと冷えてくる。家を出るときには晴れていたのに、もはや天気は曇り、木枯らしびゅうびゅうだ。さすが、二月。二月の木枯らし。

 息子は走り回っているので寒さはまったく気にならない様子。でもわたしは寒い。さっきまでは自転車こいで暑かったのに。ああとにかくどこか屋内に入りたい。もしくはわたしも走り回るべきなのか。こんな寒い日は、きっと走り回るべきなのだろう。うんそうなのだろう。

 などとぐるぐる考えている間に時間が経ち、やっと息子がソリ遊びに区切りを付けてくれ、さあちょっと暖かいところにでも、と移動していると、途中の滑り台コーナーにまたひっかかり、そこでもまた延々とエンドレス滑り台。
 
 しょうがないよね。遊びに来たんだものね。

 彼が飽きるまで、寒空の中、根気良く付き合う。

 そんな中読んでる小説の中では、主人公が南の島の海で、気持ちよく泳いでいたりする。けれどそこに想いを馳せれない。寒い。

 
 ひととおり遊んで息子もやっと気がすみ、寒さがしのげる体育館のロビーに移動して、持参したお弁当を食べさせた。


 それからスパン子宅に一緒に行く予定の小金井在住ゴセキくん夫婦も合流し、一緒にお邪魔させてもらった。

 ホウちゃん、すくすく育ってるよう。

 かわいいねえ。

 スパン子とは深い縁なので、ホウちゃんはわたしにとって親戚の子のようだよ。

 
 少しゆっくりして、暗くなる前に帰ることにした。

 帰り道は、雲も晴れて、夕空がきれいだった。


 帰路も自転車をこぎにこいで疲れたので、もう夕飯は作れん、と思い、通り道の定食屋さんにふらふらと入った。

 おでん定食470円。おでん数種と、ごはんとお味噌汁とお漬物。

 安すぎ。

 しかも息子とふたりで半分わけして、ちょうどお腹が満たされる量。ごはんも、おいしい。

 吉祥寺圏内にこんな安いとこあったんだ~、とうれしい発見。



 お腹も満たされ、もう一息自転車をこいで、我が家に戻った。


 お風呂に入ってあったまって、息子はすぐに眠り、わたしも、心地よい疲れとともに、もうすぐ眠ることでしょう。


 
 おやすみなさい~。

 
 
 

 

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