夜更かしもしたいし朝寝坊もしたいし、
急に遠出とかしたいし、
息子のお世話や学校のお手伝いや夕飯のことやなんかお構いなしに、
好き勝手に暮らしたい
なあんて
ほんのときどき思ったりする
「お母さん」
なんて、
みんなそんなに上手くなれてるんだろうか
そんなこと思うわたしはなんてわがままでダメな人間(母親)なんだろ
なんて、
思ったりする
(息子が小さい頃はもっと手がかかるし上手くいかないことも多いし、その分ストレスも大きかった)
わたしの母親は、こどもを3人育てながら、今のわたしよりもずっと若かった
たぶん、”母であること”を当たり前として受け入れ、
自分の自由など考えず、家族の世話を一生懸命していたんだろうと思う
わたしは、音楽をやっているときはただの自分でいられる
それも、愛する家族ありきの自分で歌える。
歌った後に、飲んでご機嫌で帰ったりできる。
なんて贅沢なことだろう
でもときどき日常を窮屈に思ってしまう自分もいる
けれどもこの日々が、
どんなに奇跡的でどんなにしあわせなことか
息子の寝顔や
夫がただそばにいてくれることや
そういう
奇跡に我に返って
ハっとするのです
自分の中のロックとフリーダムと、
家庭的な生活を愛するオーガニックな真綿のような部分が
混在して
今にあります
母
というものにほんとになれてる人
てのは、実は本当は最初からというのはあまりいなくて、
世の中のお母さんたちは、自分なりに、
みんななんとか折り合いをつけてやっているのではないかとおもう
今日このごろ
とはいえ
今息子の夏休みで、
2週間ばかし私の実家の福岡に遊びに行ってくれているこの期間、
一年のうちのこのほんの少しのあいだ(少しといっても結構長い)、
わたしはひととき息子のごはんの用意や夏休みの宿題や、野球のお手伝いやなんやかやから解放され、
ひとりのわたしとして、
映画をゆっくり観たり曲をじっくり作ったり、
友だちと会ったり、
毎日の夕飯はつくらなくていいので酒のつまみだけちょちょいとつくって、
のんびりと日々を過ごさせてもらっています。
こんだけ充電したら、
息子が帰ってきたときにまたラブいっぱいで迎えることができて、
また日々の生活に戻ることができる。
息子を愛で迎えてくれる実家に感謝。
逆に私のおかあさんをゆっくりさせてあげなくちゃあ、と、
心からおもう。
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