ザ・パーマネンツ20周年記念ライブ。
古い音楽仲間たち('95年くらいあたりからしばらくの間、曼荼羅とかやるき茶屋とかでかなりの親交を深めた人たち!)と久しぶりに会えて、楽しかったな。
イノトモバンドのデビュー時のメンバー、マツキっちゃんにも久しぶりに会えた。
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マツキっちゃんは、Superfly、ゆずなどのドラムで活躍中。 |
当時一緒にまわったツアーの想い出話なんかして。
わたしにとって、とても良い時代を共有できた人たちだと思ってる。
わたしがオリジナルをつくりはじめる前から、彼らのライブには刺激を受けてきた(中央線系ソウル&ブルース、的なくくりになるのかな。わたしの表現する音楽とジャンルは全然違うんだけれど、とにかく楽しくてかっこいいライブが繰り広げられていたのです)。
俺、イノトモがくれたカセットテープまだ持ってるよ、と、何人かが言ってくれた。
わたしの最初の作品は、4トラックのカセットMTRでつくった5曲入りのカセットテープで、
それを「イノトモ'96」というタイトルで、
当時周りのミュージシャンに配っていたのです。
その「イノトモ'96」を聴いて気に入ってくれた仲間たちが集まって、"イノトモバンド"ができ(エレキギターふたり、アコーディオン、ウッドベース、ドラムという今から考えると最初から贅沢な編成)、
初めてのライブを高円寺のShow Boatでやらせてもらうときには、
そのカセットを気に入ってくれたソニーの人たちが観に来てくれているという、
奇跡のようなはじまりでもあったのです。
(その後、ソニーではなく日本クラウンからデビューすることになるのですが、それも、そのテープがきっかけ。)
そういうことを思い返すと、
わたしの原点は、
やはり宅録だなあ
と思ったりして。
そんな、
"宅録好き"
の、シンプルな衝動を、
20年以上経って、
また改めて今、かたちにできたんじゃないかなあ
と思える、今回の新作。
原点回帰と、
"いま"の自分が、融合してる。
すべての出会った人にありがとうです。
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