智頭町「野原のCAFE ぽすと」は、のどかな佇まいのお店。
古い郵便局をカフェにしたもので、
建物の横は畑。
歩きはじめのさえちゃん(たけぴょんたちの娘) |
桜がちょうど満開。
素敵すぎてくらくらする。
演奏前に出していただいたまかないがこれまた美味しい。
ひとつひとつの料理が、とても丁寧で、滋味深い。
窓の外の風景も。
和え物があまりに美味しくて後でレシピを聞くと、
近所で摘んだ野草なんかもふんだんに入っていたよう。
味付けは至ってシンプル。
だけども深い味。
スープもとても美味しくて、この作り方も聞いたのだが、
チキンストックなどはまったく使っていなくて、
昆布としいたけの出汁と塩とスパイスだけだそう。
とてもふくよか。さすが。
そういう美味しいものたちに感動しながら、
窓の外の美しい風景にみとれ、
こどもたちの自由さにほほえみながら、
集まってくれたお客さんたちや、
呼んでくれたたけぴょんに感謝しながら
天国のような時間を過ごしました。
尚子ちゃんのキュートな切り絵の飾り付けもとっても素敵だった。
お客さんには子どもも多くて、
でも子どもの興味はだいたい30分くらいが相場(笑)。
後半、わたしの演奏そっちのけで建物のまわりを走り回るこどもたち。
そう、それでいいのだよ。
親に、シーっ静かに、なんて言われながらがんばっていい子にして聴いているよりも、
その方が、がぜん正しい。笑
周りがのどかなので自由に走り回れるね。
というわけで、こどもたちを外に解放しつつ(笑)、後半は少し大人向けにもじっくり演奏できたのです 笑
演奏後、片付けなどしていたら、
後半は聴いていなかったはずのこどもたちが、
ちょこちょことそれぞれに、摘んだお花や何かの実を届けてくれる。男の子も女の子も。
なんだか、じーんとした。
わたしたち大人はお金を払って演奏を聴いたりするけれども、
お金を扱わないこどもたちは、
自分で摘んだお花やなにかで、
気持ちを届けてくれようとしているのだろうか。
そんなふうに感じて。
窓の外から。これは見せてくれただけ。笑 |
大人もたくさん聴きにきてくれていたし、
子とも用に少しずつ童謡も混ぜつつ、というスタイルでお届けしたが、
時々泣き出すこどもや、
外を走り回るこどもたちに、
誰ひとり嫌な顔をせず、
それぞれがそれぞれの感じで楽しんでくれている感じがあたたかく、
とてもありがたかった。
お料理をはじめ、あの場所が作り出す空気がとてもやさしかったからだな、きっと。
終了後のみんなでごはんのひとときも、
とてもいいひとときだった。
人とつながるって、
いいなあ
photo by 信清さん ありがとう |
帰りぎわに、尚子ちゃんが手作りバッヂをくれた。
特製切り絵の、革製の。
とてもかわいい。
どうもありがとう♡
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